市立吹田市民病院

責任者: 越智 沙織
スタッフ数:
(常勤/非常勤)
常勤1人/非常勤1人
所在・認定一般施設: 大阪府吹田市岸部新町5?番7号
皮膚科専門医:
その他:
専門領域:
(力をいれている疾患)
 令和2年(2020年)4月より当院皮膚科は常勤医が4名に増え、これまで人員不足のため制限していた入院診療も行っております。対象疾患は湿疹、蕁麻疹、接触皮膚炎(かぶれ)、疣贅(いぼ)、円形脱毛症、細菌感染症、ウイルス感染症、白癬(水虫)、薬疹などの一般的な皮膚疾患から紅斑症や尋常性白斑、水疱症、角化症、膿疱症、血管炎などの慢性疾患、抗癌剤による皮膚障害、全身管理が必要でない熱傷処置、外傷、褥瘡、糖尿病や血流障害による皮膚潰瘍など幅広く診療に当たっています。

 また、本年度より生物学的製剤承認施設となりましたので乾癬や掌蹠膿疱症、化膿性汗腺炎に対して、生物学的製剤を導入できるようになりました。難治のアトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹に対する抗体製剤を使用した治療も選択可能です。

紫外線治療に関して、エキシマライトを導入しました。尋常性乾癬、爪乾癬、尋常性白斑、掌蹠膿疱症、円形脱毛症をはじめ、結節性痒疹などの痒みや盛り上がりの強い湿疹部位にも効果があります。
診断ではダーモスコピーによる色素性病変の診断、エコー、CTやMRIによる画像診断に加え、皮膚生検も随時行い病理診断からのアプローチも行っております。接触皮膚炎や金属アレルギーに対して金属およびスタンダード(パッチテストパネル?)のパッチテストも施行しております。
手術に関しては、大阪大学医学部附属病院の形成外科から医師を派遣してもらい、局所麻酔で縫縮できる皮膚・皮下腫瘍を切除しております。まず、同病院の形成外科医師による診察(金曜午後、完全予約制)が必要であり、手術説明、日程調整(手術日は木曜午後)を行います。
なお患者さまの病状に応じて、大学病院をはじめ、専門性の高い病院へ、当院の地域医療連携部門を通してご紹介させていただきます。
施設の特徴:
セールスポイント 
当科は入院治療が可能となりました。帯状疱疹や蜂窩織炎などの感染症、薬疹、乾癬・アトピー性皮膚炎に対する教育入院、紅皮症精査、水疱症、皮膚潰瘍にも対応しています。褥瘡は感染コントロールやデブリードメントのための短期入院はお受け致します。

皮膚・皮下腫瘍は局所麻酔下で縫縮できる範囲で良性腫瘍に加え、日光角化症・Bowen病などの前癌病変や転移性の低い皮膚悪性腫瘍の切除はお受けいたします。   
難治の乾癬や掌蹠膿疱症、化膿性汗腺炎、アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹の患者様には悪化原因検索を行い、生物学的製剤・抗体製剤を含め検討いたします。
紫外線治療に関して、エキシマライトを導入しました。尋常性乾癬、爪乾癬、尋常性白斑、掌蹠膿疱症、円形脱毛症をはじめ、結節性痒疹などの痒みや盛り上がりの強い湿疹患者様も対応できます。
膠原病に関してはまず当院呼吸器・リウマチ科へご紹介ください。当科もあわせて皮膚症状の精査加療を行ってまいります。
難治性の皮疹に対し皮膚生検をはじめ、悪化原因精査も行いますので、外来治療で難渋している患者様は当科へご紹介のほど、宜しくお願い申し上げます。
当科は吹田市をはじめとした地域の医療機関と診療連携を強化し、患者紹介及び逆紹介を積極的に進めてまいります。
連携施設など:
その他: ※詳細や最新情報はホームページ参照
連絡先:
WEB: https://www.suitamhp.osaka.jp/
 eMail: