学会参加印象記

2nd EASTERN ASIA DERMATOLOGY CONGRESS 山岡俊文

 6月13日から6月15日まで、中国北京で開催された第2回東アジア皮膚科学会に片山教授はじめ計7名で参加してきました。学会場はかの有名なオリンピックスタジアム(通称:鳥の巣)にほど近い場所で、近くには水泳の北島選手が金メダルを獲得した競泳場もありました。空港や市内からは少し離れた場所でしたが、周辺はオリンピック公園が整備され4年前の感動が今にもよみがえってきました。
 僕自身、初めての訪中で不安もありましたが、片言の中国語と、笑顔という最大の武器で何とかなると心に言い聞かせ日本を後にしました。しかし実際には、中国から大阪大学に御留学されている楊先生と行動を共にしたため、街で笑いがあれば「なんでなんで」と間髪を容れず聞いていた気がします。
 北京には万里の長城、故宮、天安門広場と数多くの観光地があり、万里の長城に関して言えば、総延長約6000kmの世界最大の城壁で、衛星写真でも見ることができるとのことで楽しみにしていましたが、ほんの数分前に営業が終了したことを聞かされ、後ろ髪を引かれる思いでその場を後にしました。また食事に関してですが、餃子の王将が本場の中華料理であると勘違いしていた僕にとって、一口目本当にこれは中華料理かと衝撃を受けました。
 学会見聞録のはずが、中国見聞録になってしまいふと我に返りました。学会の感想についても触れておきます。多数のオーラル・ポスター発表がなされていましたが、その中で抗セントロメア抗体陽性のシェーグレン症候群に合併した指尖潰瘍について大変興味深く拝見させていただきました。
 国際学会に参加すると、しばしば英会話力不足を痛感します。しかし学会から戻ってくると、何となく英語アレルギーから解き放たれた気分で英論文を読める気がします。それは学会前に多数の英論文を読むためだと思いますが、回数を重ねればさらに英語アレルギーがなくなり、そして英会話力が向上することを信じてこれからも国際学会に参加していきたいと思います。このような機会の与えていただいた片山教授、大阪大学皮膚科の先生方、ラボの皆様に感謝しつつ筆をおきたいと思います。
平成24(2012)年6月21日掲載