学会参加印象記

XVII Pan American Society of Pigment Cell Research (PASPCR)
President: Greg Barsh (Hudson alpha institute)
Park City, Salt Lake City
2012.9.19-22
種村 篤
 PASPCR参加訪米第2弾 2012年9月19日―22日 今年2回目の国際学会参加録 
PASPCR参加
訪米第2弾



2012年9月19日―22日



種村 篤
PARK CITYで行われたPASPCR参加メンバーと
(左から、片山教授、私、壽先生、田中文先生)
ポスター前、清原先生・ALEXと、
学会参加メンバーと
今年再びアメリカを訪れました
去る2012年3月16-20日米国サンディエゴで開催されました、第70回AAD annual meetingへの出席および留学先への訪問について報告いたしました(第1弾)。この度、9月19日―9月25日にPASPCR(Pan American Society for Pigmented Cell Research)のannual meetingに参加し、再びLAを訪問して来ましたので、第2弾として報告いたします。
今回は、いくつかの会議を終えるとほぼ同時に、慌しい中での渡米でした。学会は、2002年冬季オリンピックが開催されたことで有名な、Salt Lake Cityより約40マイル東にあるPark Cityという、小さなリゾート地の一角でとり行われました。私は、Morphological and Ultrastructual Assessment for Activation of Dendritic Cell in the Lesional Skin in Generalized Vitiligo Vulgaris: Link between Cellular Autoimmune Response and melanocyte Disappearanceというタイトルで(poster presentationでしたが)発表させて頂きました(写真右上)。(汎発型)尋常性白斑において、これまでの液性・細胞性免疫では説明できない現象に対し、最近Th17細胞を中心とした第3の役者の存在が幾つか報告されています(Kotobuki et al, PCMR 2012、他)。今回の発表はTh17細胞浸潤に加え、樹状細胞や多くの免疫担当細胞が尋常性白斑の病態形成に関与している可能性を示唆した内容です。今後静的な評価だけでなく、時系列を加えた4次元観察および機能解析を進め、より真実に迫る話が進めていければと思っています。学会自身、100人にも満たない参加者が色素細胞の基礎およびメラノーマの基礎および臨床について、熱い討論がなされていました。個人的には白斑のモデル動物として以前より報告されています、Smyth lineのサイトカイン発現解析の報告が自分たちの研究に関連するのではと興味深く聴講しました。ただ、フライトの関係でメラノーマに対する免疫療法updateが聴けず少し残念でした(9月15日大阪地方会での慶應大 河上裕先生の御講演で盛りだくさん教えて頂いたので、まあ良いかと思っております)。さて、渡米後半はLAに移動し、John Wayneがん研究所を教授らとともに訪問しました。現在同研究所に留学されている、清原英司先生と行動を共にし、「先生よく来られますね。」と冷やかされながら、楽しく現在の留学生活・研究内容を聞かせてもらいました。清原先生、色々お世話になり有難うございました。さらに、私の留学中実験室助手として働いていた、Alex君(写真右中、本名Alejandro Velascoというメキシコ系アメリカ人です)と久しぶりに対面しました。彼は現在ラボを離れ、USC近くの赤十字病院でblood processの仕事をしながら、medical system engineerの資格を取るための学校へ通学しているそうです。前回再会したTerrance君と同様アメリカで堅実な仕事を獲得するため、タフであり貪欲でありかつ勤勉な彼らの姿に頭が下がる思いです。もちろん、カリフォルニアサンシャインを今回も楽しんだことは言うまでもありません。








LA最終日に皆と美味しい
Seafoodを頂きました
平成24(2012)年9月28日掲載