学会参加印象記
第37回日本研究皮膚科学会(JSID) 沖縄にて 花房崇明 
2012年12月7-9日(沖縄)  
   
 2012年に沖縄を訪れるのは2回目でした。1回目は「きさらぎ塾」。きさらぎ塾というのは、その名の通り、2月に日本研究皮膚科学会が沖縄で催す皮膚科学研究者養成のための若手皮膚科医向けの合宿型のセミナーです。(http://www.jsid.org/kisaragi/index.html)
 さて、今回のJSIDは自分の発表はなく、向学のために参加しました。JSIDの発表は数年前から完全に英語化されています。大学院生時の一昨年はPlenary、昨年はConcurrentで口頭発表のチャンスを頂き嬉しかった反面、準備のストレスで持病のアトピーが悪化したり、お腹が痛くなったり大変だったのを思い出しました。今年のJSID awardを受賞された神戸先生の研究内容のご講演は迫力があり、椛島先生、久保先生のイメージングのスライドはやはり美しく華がありました。いつか自分も、と思わされました。
 初日の夜には片山一朗先生、2013年国際研究皮膚科学会会頭のAlexander H. Enk先生たちと沖縄の美味しい郷土料理のお店で舌鼓を打ち楽しい時間を過ごしました。ただ、最後に横のグループの一人に私の一張羅の革靴を間違って履いて帰られ、翌日の学会はスーツにスリッパという奇妙な格好で参加せざるを得ないという異常事態になってしまい、残念ながらその後はあまり学会の内容に集中できませんでした。
 今回のJSIDでは、知識のupdateだけでなく、きさらぎ塾の同窓生と再会し、お互いの近況や情報を交換し合うなど有意義な時間を持つこともできました。しかし、人の研究の話を聞くだけでは寂しく緊張感に欠けるのも事実でした。やはりJSIDには、自分がPresenterとして参加しようと決意して、暖かい沖縄では気にならなかったスリッパからはみ出す足先の冷えを気にしながら、大阪モノレールに揺られて伊丹空港を後にしました。(ちなみに靴は翌週にお詫びの泡盛と共に大阪に送られてきました。)
平成24(2013)年1月4日掲載