学会参加印象記

Drug Hypersensitivity Meeting 5
花房崇明
2012年4月11日〜14日
Munich, Germany

演題名
Evaluation of drug-specific T-cell population by flow cytometric drug-induced lymphocyte stimulation test
Takaaki Hanafusa M.D., Ph.D.

 ドイツで行われたDrug Hypersensitivity Meeting 5(DHM5)に参加しました。前回2010年にローマで行われたDHM4に続き、私の大学院の指導教官の小豆澤先生と二人で2回連続の参加です。今回私自身は、米国の研究室見学(4/1-4/7)から帰国後、中2日での渡欧でしたが、意外に時差に苦しむこともなく、ミュンヘンに到着しました。DHM5はその名の通り、薬剤アレルギーにfocusした学会です。前回と同様、米国からの演題は少なく、日本、ヨーロッパ、台湾からの演題が中心です。フランスのProf. Roujeauを始め、薬剤アレルギーの分野でご高名な先生方が一同に会し、質疑応答も盛んで、大変刺激的な学会でした。DHM4からDHM5の2年間の、この分野の進歩を肌で感じ、自分の知識を最新のものにupdateするとともに、自身の研究の課題が分かりました。
 私自身の演題は口頭発表に採択していただきました。総231演題中、口頭発表に採択されていたのは、たった12演題でしたので、大変光栄で嬉しかったです。海外での英語の口頭発表は初めてで緊張しましたが、直前に米国の研究室訪問をして度胸を付けていたことが良かったのか、発表自体はまずまずのqualityだったのではないかと思います。ただし、質疑応答でスムーズに答えるのは(引き続きの)今後の課題です。
 夜はもちろん毎晩ドイツビールを飲んで、他大学の先生と交流を深めました。小豆澤先生はポスドクとしてドイツに留学していたため、ドイツ語が堪能で、レストランでの注文の時などは頼りっぱなしでした。ドイツ料理は日本人の舌には合わないですが、そんなことは忘れて、前回DHM4で顔を覚えていただいて以来お付き合いをさせて頂いている先生、今回初めてお話させていただいた先生と、楽しい時間を過ごしました。(海外でのお酒は美味しく、ついつい飲み過ぎ、帰国後10日間はお酒が欲しくありませんでした。)
 DHM6は2014年にスイスで行われる予定です。このDHM5では、ヨーロッパはもちろん、台湾の研究グループの勢いを感じました。日本人研究者として、もっともっとよい仕事をしてDHM6でその成果を発表したい、という気持ちで帰国しました。

2012年4月 研究生 花房崇明