医局員コラム

第一回関西皮膚科若手の集い
2014 H26年11月1日(土)
大阪大学医学部銀杏会館三和記念ホール
大阪大学医学部皮膚科学教室
准教授 室田浩之

去る11月1日に大阪大学銀杏会館において第一回関西皮膚科若手の集いを開催した。本会を開催するに至る経緯について触れておきたい。片山教授が大阪大学に着任された後、京都大学皮膚科の宮地教授と互いの大学間で若手交流の場を作ろうと、その名も「天王山カンファレンス」が企画された。このカンファレンスでは基礎〜臨床の研究テーマを若手が発表し、充実したディスカッションが行われてきた。カンファレンスの後は開催校の医局で茶話会を持ち、若手同士の交流を深めた。本会も10年目の節目を迎え、本カンファレンスの継続は京都大学の椛島先生と私に委ねられた。私たちは参加者を関西の大学に広げ、交流の場の拡充を図りたいという想いから会の名前を「関西皮膚科若手の集い」とした。今回、大阪大学が代表世話人となり、晴れて第1回を開催するに至った。京都府、兵庫県、和歌山県、大阪府の大学から54名の参加者があった。基礎研究が7題、臨床のテーマが5題で、入局間もない先生から指導的立場にある先生による様々な発表を拝聴した。臨床発表でも診断に苦慮している症例提示があり、様々な意見が飛び交い有意義なディスカッションとなった。3時間に渡り、私も頭をフル回転で拝聴しながら質疑を行ったため、会の終了後には何かを成し遂げたような心地よい疲れが残った。会の終了後には各大学の先生を私どもの医局へ案内し、内覧会と茶話会を行った。あれだけ多くの先生が私たちの教室にこられたのはおそらく始めてのことではなかっただろうか。大学の垣根を取り払って語り合い、多くの先生と交流を深めることができた。
今回は記念すべき第一回を大阪大学で開催できたことは大変光栄で、他大学の先生には私どもをより知っていただく好機となった。しかし、なぜか今回大阪大学内の新人、若手、スタッフの参加が少なかったことが大変残念であった。改めて自らの手際の悪さを反省させられた。来年は京都大学で開催される。是非とも若手の先生、スタッフに積極的に参加、質疑していただきたいと考えている。「学んで思わざるは即ち罔し 思うて学ばざれば殆し」

平成26(2014)年11月4日掲載