医局員コラム

第33回日本皮膚悪性腫瘍学会学術大会
The 33rd Annual Meeting of the Japanese Skin Cancer Society
大阪大学医学部皮膚科学教室
種村 篤



6月30日―7月1日秋田で開催された第33回日本皮膚悪性腫瘍学会学術大会に参加してきた。大学赴任以来ほぼ毎年この学術大会に参加しているが、秋田に行くのは人生初めてであり、学会で最新情報に触れるのと同時に、稲庭うどん・きりたんぽ・秋田の日本酒なども期待した。前夜祭?として、米国留学先でご一緒した秋田大学呼吸器外科・消化器外科の先生らと旧知の話しに盛り上がり、親睦を深めさせて頂いた。学会では、ここ数年のメラノーマ治療及び免疫学的研究の最新情報はもちろんのこと、特に血管肉腫のシンポジウムを拝聴し、日常診療への応用に大変有意義であった。多くの新規薬剤開発が進む中、それらを如何に効率的にかつ安全に使用するかの課題をクリアしていく必要がある。また、がん遺伝子発見で御高名な黒木登志夫先生によるベキ乗側の御講演は、聞きなれないタイトルながら世の中に生じる無秩序にも統計学的に一定の規則が存在することを分かりやすくお話され、大変感銘を受けた。1日目の朝、指導していた高藤先生、太田先生の発表を残念ながら別セッションでの座長のため聴講出来なかったが、貴重な質疑応答をして頂いたと聞き安心した。2日目の朝を除き天候にも恵まれ、皮膚悪性腫瘍に関する知識のアップデートと同時に全国の皮膚悪性腫瘍に従事される先生方との親睦が出来た学会であった。もちろん上記3名物も楽しませて頂いた。

(写真)米国ジョンウェインがん研究所留学をきっかけに仲良くさせて頂いている先生方とのスナップ。中川先生、佐藤先生、本当に色々お世話になり有難うございました。




平成28(2017)年7月17日掲載