第３３６回　日本皮膚科学会大阪地方会プログラム

日　時：平成８年７月６日（土）午後２時より
場　所：神戸市医師会館　本館



〒650　神戸市中央区橘通４-1-20
tel：078(351)1410


主　催：市橋　正光


1（一般）重症熱傷の１例 
○川上尚弘，花垣博史，児玉昌子（兵庫県立柏原）

2（ス）ベタメタゾンによる薬疹の１例
○笠原美香，細川　宏，堀尾　武（関西医大）
        57歳，女性。セレスタミンで誘発。ベタメタゾンで発症。

3（ス）サラゾピリンRによる薬疹の１例    
○井関宏美，三家　薫，爲政  大幾，堀尾　武（関西医大）

4（一般）薬剤性肝炎を伴ったカルバマゼピンによる薬疹の１例
○中西健史，石井正光（大阪市大）

5（ス）Hailey-Hailey disease の１例     
○寺前佳洋子，小林裕美，曽和順子，石井正光（大阪市大）
34歳，男性。８年前より頚部，腋窩に瘡痒性皮疹が出没。

6（ス）家族性良性慢性天疱瘡　─汎発性に皮疹を生じた症例について─
○寺嶋　亨，朴　順華，西川　裕，新藤季佐，鈴木信典（大阪市立総合医療センター）

7（一般）兄妹に発症した DLE     
○小阪　博，東山真里，佐野栄紀，吉川邦彦（大阪大）

8（ス）糖尿病性脂肪類壊死症の１例
○東峯育子，山路正己，福本隆也，山科幸夫，白井利彦（奈良医大）
52歳，女性。高血圧症，境界型糖尿病を合併。７年前より右下腿前面に黄褐色調の局
面を認めた。最近になり潰瘍を伴うようになった。

9（ス）Atrophoderma of Pasini and Pierini の１例 
○武田裕美子，岡本英理子，喜多野征夫（兵庫医大）

10（一般）肺結核患者に発症したサルコイドーシスの１例
○山本有紀，松中成浩（和歌山医大）
64歳，男。昭和37年頃より肺結核を発症し，加療中，鼻根に紅色局面を訴え来院。

11（一般）網状肢端色素沈着症に対するパルス色素レーザー治療の効果
○金　梨花，石川香代子，瀬口得二，森川和宏，山下祐嗣，山田秀和，手塚　正
（近畿大）
症例１：18歳，女性。10歳頃から両肘窩と頚部に褐色点状色素斑あり。同部は陥凹し
ていた。
症例２：20歳，女性。19歳頃から頚部の色素斑出現。同部は陥凹していた。両者とも
病理組織学的所見　と臨床症状から網状肢端色素沈着症と診断した。治療としてパル
ス色素レーザーを照射した。それぞれ　色素斑は消失して陥凹も不明瞭となった。


研究演題：UVB療法とPUVA療法
〔研究1〕光線療法の奏効機序　─特に光免疫学的機序について
○堀尾　武，橋本洋子，吉村美樹，山脇光夫（関西医大）
岡本祐之（京都大）
段野貴一郎（滋賀医大）
        
〔研究2〕アトピー性皮膚炎に対する紫外線治療について     
○船坂陽子，L. Fernandez-Frez，原田　晋，児玉昌子，高島　務，堀川達弥，
　市橋正光（神戸大）



12（ス）Trichilemmal horn の３例        
○伊泊裕子，安田恵美，清金公裕（大阪医大）

13（ス）外国人のBCEの２例       
○上田安代，上出康二，山本康弘，松中成浩（和歌山医大）
40歳，女性。左頬のほくろが増大して来院。57歳，男性。顔面の皮膚色の小丘疹例。

14（一般）多発性神経鞘腫の１例  
○松本千穂，北吉　光，田中まり，西村雅恵，大和谷淑子（箕面市立）

15（一般）SLE 患者に生じた Multiple Dermatofibromas の１例
○國行秀一（大阪市立十三市民）
進藤喜予（同・内科）
躯幹部・臀部に茶褐色皮下結節を多数認めた。

16（一般）色素性母斑から生じた悪性黒色腫の１例  
○羽白  誠，宮本朋子，園田早苗，奥村睦子（関西労災）

17（ス）Hemangiopericytoma の１例       
○谷　基美，黒川一郎（県立塚口）
楠本健司（関西医大・形成外科）
岡村明治（同・病態検査学）
21歳，女性。眉毛部の赤色腫瘤。

18（ス）rIL-2 one shot 動注法・切除術を施行した頭部悪性血管内皮細胞腫の１例 
○谷口龍生，毛利有希，谷垣武彦，西本　聡，久保亮治（大阪労災）

19（ス）メルケル細胞癌の１例    
○松村隆史，南　徹，前島精治，酒谷省子，草壁秀成，清金公裕（大阪医大）

20（ス）水銀皮膚炎の１例        
○松本二郎，夏秋　優（済生会吹田）

21（一般）鼻根部に生じた paraffinoma の２例     
○加茂統良，中村透子，村田洋三，熊野公子（兵庫県立成人病センター）

22（一般）壊死性筋膜炎の１例    
○渡邊章子，野田剛弘，杉原和子，山田秀和，吉田正己，手塚　正（近畿大）

23（一般）西宮における15歳以上の麻疹例  
○天野洋之，小村明彦（西宮市立中央）

24（一般）腔腸動物との接触で生じた皮膚障害の２例
○大磯直毅，安永千尋，田水智子，須貝哲郎（池田回生）
桑野敦子（大阪市大）
＜症例１＞38歳，男性。サンゴに接触。
＜症例２＞28歳，女性。フィリピンでクラゲに接触。

25（ス）Multiple sebaceous epitheliomas の１例  
○田村真吾，近藤眞史，市橋正光（神戸大）



 注意!!　1）一般演題７分，スライド供覧３分，研究演題10分，討論はそれぞれ２分
を予定しておりま　す。２）スライドは一面映写。３）本文300字以内の抄録を当日
記録係に提出して下さい。（字数超過の場合は係にて削除させていただくことがあり
ます。）抄録には英文タイトル，３語以内のキーワード（英　語・日本語）を記載し
て下さい。また，演者全員の氏名についてローマ字表記をお願い致します。


　　　第337回　日本皮膚科学会大阪地方会　御案内

　　・期　　日　　平成８年９月７日（土）
　　　　　　　　　開始時間はプログラムにてお知らせします。
　　・会　　場　　堺市総合福祉会館
　　・主　　催　　東　禹彦（市立堺））
　　　　　　　　　今回の研究演題のテーマは「薬物アレルギー」です。
　　・演題送付先　〒565　吹田市山田丘２-２
　　          　　　　大阪大学医学部皮膚科学教室内
　　　　　     　     日本皮膚科学会大阪地方会　庶務係
　　　※研究演題のみ主催宛でお送り下さい。
　　　　　    　     〒590　堺市宿院町西2丁１-１
　　　         　　　 市立堺病院皮膚科　東　禹彦
　　　　         　　 演題申込締切日　平成８年７月29日（月）（必着）
　　・注意!!　一般演題，スライド供覧，研究演題を明記して下さい。
         　   　　次々回の研究演題のテーマは「新しい治療の試み」です。




お知らせ
　　　皮膚科専門医後実績受講証を交付いたします。専門医の方は「受講証受付」で
　　　御記名の上，受講証をお受け下さい。
　　　尚，受講証の交付は４時をもって終了させていただきます。

　　
　　　日本皮膚科学会大阪地方会ホームページ
　　　http://derma.med.osaka-u.ac.jp/hifu.html
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