日　時：平成１１年２月１３日（土）午後１時３０分より
場　所：シーガルホール（神戸文化ホール・小ホール）

〒650-0025　神戸市中央区相生町1-3　
シーガル神戸内（神戸海員会館）
TEL：078-351-0641
最寄駅　JR「神戸」駅下車　東へ徒歩7分

神戸高速「西元町」駅下車　西口より徒歩5分
神戸高速「高速神戸」駅下車　東口より徒歩7分
市バス「元町6丁目」下車すぐ

主催：谷　昌寛先生（西神戸医療センター）
各演者、座長の先生ともに、時間厳守でお願いいたします。

○益田浩司,　柴垣　亮（社会保険神戸中央） 75歳、男性。

２ （ス）　顔面に生じたLichen Planopilarisの１例

○矢鳴英子,　上田正登,　市橋正光（神戸大） 柳田一朗（姫路市）

３ （ス）　掌蹠の著明な角化性病変を認めた扁平苔癬の１例

○伊藤往子,　藤尾由子,　山田徹太郎（市立豊中）

４ （一般） Annular elastolytic giant cell granulomaの１例

○福本隆也（市立松原）,　船井龍彦（松原市）、岡田　匡（香芝市）,　白井利彦（奈良医大）
78歳、男性。背部中央に自覚症状のない、淡紅褐色の丘疹、紅斑が出現し徐々に拡大してきた。

５　（ス） 炎症性辺縁隆起性白斑

○速水淳史,　山脇光夫,　堀尾　武（関西医大）
61歳、男性。前胸部及び頚部に自覚症状を伴わない辺縁に丘疹と浮腫性紅斑を伴う脱色素斑が出現した。

６　（ス） Trichoepithelioma の１例

○木下香里,　古川雅祥,　庄司昭伸（大阪回生）,　本多光弥（同・病理）
60歳、女性。右鼻唇溝に単発性の結節を生じた。

７ （ス） Strawberry markの外観を呈したArteriovenous hemangiomaの１例

○池田大助,　岡本彩子,　前島精治,　酒谷省子,　草壁秀成,　清金公裕（大阪医大）
14歳、女性。右臀部の血管腫。Strawberry markの外観を呈したが皮下に拍動を触れた。

８（ス）　Triple extramammary Paget病の１例

○福原佐保,　乾　重樹,　宮本朋子,　田所丈嗣,　浅田秀夫、佐野栄紀,　板見　智,　吉川邦彦（大阪大）

９ （一般）　Sentinel node biopsyを施行した悪性黒色腫

○伊藤由佳,　杉浦典子,　松本佳子,　大畑千佳、小塚雄民（国立大阪） 倉知貴志郎（大阪労災）

10 （ス）　特異な病像を呈した癌皮膚転移の２例

○藤原けい,　幸野　健,　石井正光（大阪市大） 古川雅祥（大阪市） 谷口彰治（大阪鉄道）

11 （一般） 肺癌の皮膚転移の３例

○毛利有希,　庄田裕紀子,　羽白　誠,　足立　準（関西労災） 宮本朋子（大阪大）

テーマ演題：「食物による�沍^アレルギー」

テーマ［１］ （core speech）　
「食物アレルギーの抗原性と交叉性
−オオバヤシャブシおよびラテックスによるアレルギーと食物アレルギーの交叉性を中心として−。」

○堀川達弥,　尾藤利憲,　原田　晋,　市橋正光（神戸大） 足立厚子（県立加古川） 高島　務（甲南）

当科における食餌スクラッチテストの成績

○田水智子,　須貝哲郎,　赤井育子,　永尾　淳,　西井貴美子（池田回生）
1994年6月から1998年5月までに、当科で施行した食餌スクラッチテストの結果を報告する。

テーマ［２］
当科で経験したFood-Dependent Exercise-Induced Anaphylaxis(FDEIA)について

○原田　晋,　福永　淳,　芦田雅士,　加茂統良,　西岡恵里 鷲尾文郎,　林　一弘,　堀川達弥,　市橋正光（神戸大） 西野圭輔（神戸海星） 高島　務（甲南）
当科で1995年〜1997年に経験したFDEIAの４症例をアスピリンとの関連性を含めて供覧すると共に、現在までに本邦で報告されたFDEIA症例の集計結果も併せて報告する。

テーマ［３］
Anaphylactic reaction to lychee fruit

○澄川雅子,　中村敦子,　谷　昌寛（西神戸医療センター）

テーマ［４］
Oral allergy syndromeの１例

○廣井彰久,　玉置　哲,　瀬川良浩,　阪口　順,　松中成浩（和歌山医大）
35歳、女性。キウイ、トマト、レタス、ミカン、イチゴ摂取時咽頭不快。アボガトで嘔吐。8歳から2年間西宮市に在住。

○檜澤孝之,　遠藤　薫,　吹角隆之,　片岡葉子,　青木敏之（府立羽曳野）

13　（一般） 点状白斑と掌蹠角化症が認められた砒素ミルク中毒被災者の追跡調査

○川津智是,　高木圭一,　調　裕次（大阪逓信）
1982年の検診で白斑あるいは角化症が認められた50人中,.経過を観察することができた24人の所見を報告する。

14 （一般） クリプトコッカスによる脂肪織炎の１例

○酒井利恵,　松本いづみ,　堀口裕治（大阪赤十字） 有本　明（同・外科） 那須　芳,　仁木洋子（同・内科）
55歳、女性。特発性血小板減少性紫斑病でステロイド内服加療中。右大腿部に疼痛を伴う硬結が出現した。

15 （一般） 「仕事をするのは無理だ」という治療者の言葉をきっかけに症状の改善したアトピー性皮膚炎の１例

○安井敬子,　藤川義明,　川上尚弘（西脇市民）

16 （一般） anaphyractoid purpuraの腹部症状に対するDDSの効果

○高井利浩,　藤川義明,　村田洋三,　熊野公子（兵庫県立成人病センター） 桃井美華子,　西崎　朗（同・内科）

17 （一般） 挫滅症候群の１例

○岡田奈津子,　宮島　進,　前田知子,　中島武之（大阪厚生年金）

18　（ス） ケフラールｨによる紅斑型薬疹の１例

○鈴木裕子,　夏秋　優,　武田裕美子,　喜多野征夫（兵庫医大） 65歳、女性。ケフラールｨ内服テストにて紅斑が誘発された。

19　（ス） リマチルｨによる薬疹の１例

○永尾　淳,　須貝哲郎,　赤井育子,　西井貴美子,　田水智子（池田回生）
46歳、女性。初診の約３日前より発熱と全身の紅斑が出現。内服薬のうちリマチルｨのパッチテストで　陽性所見を認めた。

20　（ス）潰瘍性大腸炎に合併した人工肛門周囲に生じた壊疽性膿皮症の１例

○荻堂優子,　馬場圭子,　東山真里（日生） 根津理一郎（同・外科） 板見　智（大阪大）
31歳、女性。潰瘍性大腸炎で結腸全摘術を施行後、人工肛門の周囲に皮膚潰瘍が出現した。

21（ス） シクロスポリンが有効であったHailey-Hailey病の１例

○玉木文恵,　杉原和子,　織田知明,　手塚　正（近畿大）

22（一般） 肝機能異常を伴った乳児のLupus panniculitisと考えられる１例

○樋口昌則,　宮川幸子,　白井利彦（奈良医大） 内田優美子（国立奈良・小児科）
生後4ヶ月、男児。鼻根部、手掌、足蹠などの皮下浸潤を伴う紅斑と、嘔吐・哺乳力低下が出現。母子ともに抗SSA,SSB抗体陰性。

１.一般演題７分，スライド供覧３分，テーマ演題10分（ただしcore speechは20分），討論はそれぞれ２分を予定しております。
２.スライドは二面映写。３.本文300字以内の抄録を当日記録係に提出して下さい。（字数超過の場合は係にて削除させていただくことがあります。）抄録には英文タイトル，
３語以内のキーワード（英語・日本語）を記載して下さい。また，演者全員の氏名についてローマ字表記をお願い致します。

第352回　日本皮膚科学会大阪地方会　御案内「松中成浩教授退官記念学会」
　　
　　・期　　日　　平成１１年３月２０日（土）
　　　　　　　　　開始時間はプログラムにてお知らせします。
　　・会　　場　　県民交流プラザ　和歌山ビッグ愛（大ホール）
　　　　　　　　　（〒640-8319　和歌山市手平2-1-2）
　　・主　　催　　松中成浩（和歌山県立医科大学）
　　　　　　　　　３５２回のテーマ演題は「皮膚科における局注療法」です。
　　・演題送付先　〒５６５-０８７１　吹田市山田丘２-２
　　 　　　　大阪大学医学部皮膚科学教室内
　　　　　 　 日本皮膚科学会大阪地方会　庶務係（往復ハガキでお申し込み下さい）

　　　　　　　　　※テーマ演題のみ主催宛でお送り下さい。
　　　　　 　 　 〒640-8156　和歌山市七番丁27
　　　　　　　　　和歌山県立医科大学皮膚科学教室　松中成浩

　　・ 演題申込締切日　平成１１年２月８日（月）（必着）
　
　　・注　意!!　　一般演題，スライド供覧，テーマ演題を明記して下さい。


　お知らせ
　　　皮膚科専門医後実績受講証を交付いたします。専門医の方は「受講証受付」で御記名の上，受講証をお受け下さい。
　　　尚，受講証の交付は４時をもって終了させていただきます。

「大阪皮膚科医会」発足の御案内
このたび大阪に二つあった皮膚科医会を解散して、平成１１年７月１日より新しく
「大阪皮膚科医会」が発足する事となり、大阪府下のみならず他府県からも広く会員を
募集いたしますので、奮ってご入会の程お願い申し上げます。

入会申込、または問い合わせ先
大阪狭山市大野東３７−２　近畿大学皮膚科
大阪皮膚科医会　仮事務局
ＴＥＬ　０７２３−６６−０２２１
内　線　３２２２