学会参加印象記
JSPCR2012(第24回日本色素細胞学会学術大会)
2012年11月11月24日―25日(滋賀県)
会場:長浜バイオ大学
会頭:山本博章教授
壽 順久
   
ぶきたの学会見聞録

 滋賀は長浜で開催された色素細胞学会に参加してきました。発表は、片山先生をはじめ、種村先生、高橋彩先生がされ、色素細胞の研究をしている僕と田中まり先生が公聴しに行かせていただきました。僕はメラノーマや尋常性白斑の研究をしているにも関わらず、まだ学会に入っておらず、今回の色素細胞学会が初参加でした。(怒られそうです。。。)
 さて、自宅から電車に揺らされること約3時間で長浜(大学は田村駅下車)に到着、目の前に長浜バイオ大学があります。ここはBioscienceに特化した大学で、僕の中では大学というより一つの研究機関というイメージのあるすごいところです。がっつり田舎ですが、琵琶湖の真横にあり(徒歩2分)、ロケーションは非常にいい感じでした。
 今大会は、海外からの参加者が多いこともあり、努力義務でしたが英語発表で行われました。多くの先生方が英語で発表され、うれしかったのが、発表後の討論が非常に活発だったことです。話を聞くとこの学会はいつもそうなのだそうです。発表の中にはいくつか僕がやっている実験系に近いものややりたいと思っている実験系があり、シャイな僕ですが周りの雰囲気にも乗せられて3回ほど質問させていただきました。2日通してメラノーマ細胞を含め、メラノサイトバイオロジーやメラニンのモルフォロジーなど非常に興味深く、大変勉強になりました。
 初日夜は近くの長浜ロイヤルホテルで歓迎会が催され、ワインとビールと美味しい料理に囲まれながら、いろいろな先生とお話しさせていただきました。中部大学の芋川先生の下で研究されていた庭野先生に、メラノサイトとケラチノサイトの共培養に関する実験方法について僕と田中先生が1時間ほど教えていただき(長々と有難うございました)、NIHのVJ Hearing先生のところに留学されていた山形大学の川先生に向こうの暮らしについていろいろと教えていただきました。ほか、神戸大学の錦織教授やiPCC2011でご一緒させていただいた同じく山形大学の鈴木教授や阿部先生ともお話しさせていただき、非常に楽しい時間を過ごすことができました。2日目の昼食は、僕と種村先生と鈴木教授と会場近くの湖畔にある店で長浜?ラーメンを食べました。正直あまり期待していなかったのですが、想像をはるかに超えて美味しかったです。時間があれば替え玉したかったのですが、残念。
 色素細胞学会は、確かに小規模の学会ですが、非常にアットホームで皆さん優しく、研究活発、議論活発な学会でした。そしてよかったのが、皮膚科だけではなく、色素細胞を愛する人たちの学会である、という印象を強く受けたことでした。来年は、片山教授、種村先生を中心として、大阪大学で色素細胞学会が開催されます。今回長浜バイオ大学の山本先生が大変な苦労をされて非常に素晴らしい学会を開催していただきました。(受付やクロークやPC係をして下さった長浜バイオ大学の先生方、お疲れ様でした、そして本当にありがとうございました。)この学会の素晴らしい雰囲気を受け継ぎ、負けず劣らずのハートフルな学会を開催したいと思います。(僕じゃないか、片山先生、種村先生頑張ってください)

平成25年11月16日(土)~17日(日)
第25回日本色素細胞学会学術大会(大阪)
http://derma.med.osaka-u.ac.jp/jspcr25/
平成24(2012)年11月26日掲載