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佐野榮春名誉教授個展「デルマドローム−皮膚病紙芝居」

(出来れば32000以上のカラーでご覧下さい)

--電話回線で接続の方には画像が少々大きいので大変ご迷惑をおかけしています。約140KB(GIF)--

 第一部 皮膚は体表面を被い、内(自己)と外(非自己)をしきるバリアであり、外に開かれた窓であると共に、身体の中をうつす鏡といわれています。デルマドローム(Dermadrom)とは内臓疾患における皮膚に出る変化(表現あるいは反応)を意味します。一方「世の中で一番難しいのは何か? それはもっとも容易に思われる物、目で見えるもの、目の前にあるもの」というゲーテの言葉がありますが、正に皮膚に関しても当てはまります。そこで、今回は皮膚病を主題に、目に見える色と形(虚像?)から、私なりの勝手な発想を紙芝居式に画いてみました。説明を要する絵は下の下と申しますので、意図や構想についてはふれないこととして、個々の皮膚病については最小限度の解説にとどめました。
お医者様へ−−これらの絵から病理、病態、病因など深く考えないようお願い申しあげます。 (出品目録より)

 第二部 落書きコーナー




第二部 「らくがきコーナー」


佐野榮春大阪大学名誉教授 大正10年2月26日生

大阪帝国大学医学部卒業    1944
大阪大学医学部皮膚科     1946〜1950
神戸大学医学部皮膚科助教授  1950〜1962
神戸大学医学部皮膚科教授   1962〜1974
大阪大学医学部皮膚科教授   1974〜1984
大阪船員保険病院院長     1986〜1991
勲三等旭日中綬章       1996年5月受賞

銀潮会(阪大医学部絵画部   1940〜現在)
木製会(増井教室大阪グループ 1993〜現在)

西宮市在住

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