ランチョンセミナー


座長 東山真里(日生病院)
講演 乾癬治療新時代
演者 根本 治先生
  医療法人社団廣仁会
札幌皮膚科クリニック院長
(日本臨床皮膚科医会理事、北海道支部長)
略歴 根本 治先生1977年  北海道大学医学部卒業
1979年  アメリカ合衆国マイアミ大学医学部皮膚科にて研究
1981年  文部教官北海道大学助手となる
1985年  医学博士号取得
1986年  皮膚科専門医取得、国家公務員共済組合連合会斗南病院勤務
1992年  北海道大学医学部非常勤講師となる
1998年  廣仁会札幌皮膚科クリニック勤務 現在に至る(院長)

日本皮膚科学会代議員
日本臨床皮膚科医会理事
日本臨床皮膚科医会北海道支部支部長
日本乾癬学会評議員

日本皮膚科学会会員、日本研究皮膚科学会会員
日本美容皮膚科学会会員、日本光医学・光生物学会会員

北海道大学皮膚科同門会甲子会会長
 抄録 乾癬治療はステロイド外用、ビタミンD3外用剤、ビタミンA酸内服、シクロスポリン内服、紫外線療法、そして生物学的製剤が現実に使用可能になり、新しい時代を迎えたといえるであろう。乾癬患者アンケートによれば、そのQOLについてはまだ充分上がっているとはいい難いが、これらの治療法を駆使し、それぞれの患者の持つ状況に合わせた治療を選択できる時代ともいえる。本セミナーでは、このいろいろな治療法の特徴を活かし、患者QOLの向上を目指した治療について述べたい。合わせて生物学的製剤の使用に潜む問題点も検討したい。


 

第103回近畿皮膚科集談会事務局